パイロットになることが小さい頃からの夢で、海上自衛隊に入りそれを実現したものの、それでも飽きたらず週末にはハンググライダーで飛び回っていました。退職後もしばらくは「永遠の飛行少年」を自称し、モーターハングで飛んでいましたが、還暦を迎えた時、自分の夢を追うことでどれだけ妻に心配をかけてきたことかとやっと気づき、以後実際に飛ぶことは断念しています。しかし、空への情熱止みがたく、今はフライトシミュレーターで毎日飛んでいます。
そのような私ですが、小さい頃から父に英語を習い、大学では英語を専攻したこともあって、第2の人生においては「英語教育」に携わろうと早くから決めていました。海上自衛隊退官後は英語教師の職のみを探していましたが、幸い長崎ウェスレヤン短期大学の教壇に立つことができました。同時に始めた「湖畔英語教室」も今年で19年目となります。最盛期には多くの生徒さんが来てにぎわっていましたが、年を重ねるにつれ生徒数も減っております。
「生涯現役」が自分の目標で、死ぬまで空を飛ぶことはできなくても、死ぬまで教えることはできるとの信念で教室を運営していますが、生徒さんが来られないことにはそれも叶いません。そこで、今年「後期高齢者」となることを機にLCC(Low
Cost Classroom/格安教室)を始めることにしました。このLCCの語は、「Low Cost Carrier/格安航空会社」から流用させてもらったわけですが、亀に乗ったカメジイのイラストがマッチしたのか、多くの方々に注目して頂き感謝しています。
驚いたことに、応募者の多くがシルバーエイジの方々であったことから、改めて老齢化社会という現実を認識しております。皆さんは私同様「生涯現役」を目指す元気な方ばかりです。皆様の夢の実現に少しでもお手伝いができればと、授業の進め方を日夜検討中です。「人の喜びがまことの我が喜びであり、人の悲しみを我が悲しみとする」ことが正しい人の生き方であると学んでいます。そのような人に一歩でも近づけるよう精進を続けて参ります。